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09.09.03 Kra スペシャルインタビュー
今年で結成8年を迎えるKra。メンバー・チェンジもなく、着実なライヴ活動でファン層を広げている。ステージでは、テクニカルな演奏力と、ヴォーカル景夕の毒舌爆笑トークで、観客を魅了。ポップなメロディラインを持つ楽曲と共に、彼らの大きな魅力である。2008年は、84年の大ヒット曲「雨音はショパンの調べ」を、景夕がピアノを弾きながら歌い、新しい魅力を印象づけた。2009年10月28日には、ニュー・シングル「bird」をリリース予定。 −−まず、V−ROCK FESTIVALに出演が決まった感想を教えてください。 景夕「(フェスに関して)なんとなくしか知らなくて、ファンの子から『マンソンが出るんですよね』っていわれて、『えっ、そうなんだ』って思ったくらいなんです、すいません。場所が幕張メッセということと、すごい人数のバンドが出るということしか知らなかったので、今は『頑張ります!』としかいえないかな」 靖乃「まだ、具体的な絵が見えてないんですよね。なんだか、楽屋がすごそうだなってくらい(笑)」 景夕「楽屋で知り合いを見つけて、一緒に遊ぶのが楽しみ! うちのバンドはお祭りが好きなので、楽しんでやるのひとことに尽きますね。それだけのバンドがいたら演奏時間はそんなに長くないだろうけど、お客さんを楽しませてうちらも楽しめれば、それがいちばんいいんじゃないかなと思います。見終わった後にお客さんが、『あの楽しかったバンド、何だっけ?』といってくれれば、それで十分な気がしますね」 靖乃「俺もイベントの概要が見えてないんだけど、すごいスケールのイベントに自分たちがラインナップしてもらえてるので、単純に楽しめればいいかなと思います。変に気負わずにできることをやるというか、自分の出せるものを出して、それをみんながキャッチして楽しいなぁと思って帰ってくれればいいなと思います。イベント全体が楽しく活性化すればいいと思うし、そこに自分の力を少しでも加わえることができれば……なんて、上から目線かな(笑)」 舞「こじんまりしないで、ちゃんと印象を残せるライヴをしたいです」 ーーそれまでに、さらに筋肉を鍛えて?(彼は春頃から身体作りに凝っていることを、前回のライヴのMCで話している) 舞「いえ、それはあんまりないです」 靖乃「えーっ、ないの?」 舞「はい、もういいかなって」 景夕「何で?」 舞「旬は過ぎたかな」 景夕「もっとムッキムキになってよ!」 舞「もういいです(笑)」 結良「僕は、メチャクチャ楽しみです。というのは、師匠がサポートしているバンドが、同じ日に出るからなんです。abingdon boys schoolのイクオさん。同じステージに立つことが、申し訳ないくらいです(笑)」 ーーイクオさんとは、知り合いですか? 結良「はい、仲いいです」 景夕「ベースを教えてもらったり、してるよね」 結良「でも、当日は年末のイベントみたいに、楽屋はとっかえひっかえだと思うんですよ」 景夕「そうなの?」 結良「だって、1日に25組出るんだよ」 景夕「あれ、そうなの?」 結良「25組25組で、計50バンド」 景夕「一日で、50バンドじゃないんだ?」 結良「それは、無理だろ〜」 景夕「あ、そうなんだ! 俺、1日で50バンドだから、1バンド1〜2曲くらいなのかと思ってた」 ーーそんなことは、ありません。ちゃんと演奏していただきます(笑)。 結良「仲のいいDuelJewelが、翌日なのが残念!」 景夕「同じ日だったら、楽しかったよね」 ーー会場にはブースがたくさん出る予定なんですけど……。 結良「ビジュアル・メイクの屋台が、出るんですよね!」 ーーよく知ってますね。 結良「僕は、ちゃんと調べてます。自分が出るものは。そこに自分の写真を持って行ったらどうなるのかなとか、友達のバンドの写真を持って行って『こうしてください』っていったら、してくれるのかなとか、想像したら面白いよね。タオルで顔隠して、帽子をかぶって行ったら、本人だって気づかれないんじゃないかな(笑)」 景夕「あやしすぎて、バレるって(笑)」 靖乃「ステージは4つあって、常に順番に転換していくんですか?」 ーー同時にやってる場合もあります。 靖乃「なるほど」 ーーこんなものがあったら、面白いなと思うような企画はありませんか? 靖乃「幕張メッセって、車のイベントでしか行ったことがない」 ーー当日は、隣でモーターショーをやってます。 景夕「楽器屋が出店してくれてたら、いいですね。楽器をやってる子だったら、出演しているアーティストの楽器が置いてあったら、嬉しいかもしれないですね」 ーーその予定です。 靖乃「そういうとこの試奏コーナーに、突然、メンバーが現れたら、面白いんじゃないかな」 景夕「そんなの、ライヴをやってるバンドに迷惑だよ(笑)」 靖乃「今年の頭にドラム・フェアがあって、パール楽器のブースで遊んでたら、ネロさん(メリー)がやってきて、『ドラム・バトルをやろうぜ』っていわれて面白かったので、そういうのがあったら楽しいかなと思ったんです」 景夕「食べ物ブースは、あるんですよね?」 ーーあります。 景夕「焼き芋! 季節的にも、焼き芋が食べたい! あと、たこ焼き!」 靖乃「景夕、たこ焼き、好きだもんなぁ」 景夕「たこ焼きの中身を、各バンドがプロデュースするというのは、どうですか?」 ーーちなみに、Kraだったら何を入れる? 景夕「うちは、普通のタコで(笑)。何だろう? あのサイズだからなぁ……。おいしさを狙うか、ウケを狙うかですよね」 結良「イチゴとチョコレートが入ったたこ焼きとか、いいかもしれない。ネギとしょうがを入れないで、生地はあのままで、イチゴとチョコレート」 ーークレープみたいな感覚? 結良「そうそう、デザートたこ焼き! もしくはイチゴを入れて、チョコレートをかけるとか」 景夕「生地に出汁は?」 結良「入れるよ」 景夕「えーっ、入れるんだ?」 靖乃「それは、ちょっと微妙じゃない?」 結良「でも、そのためにわざわざ生地を作るの、面倒くさいじゃない」 景夕「でも、生地をクレープにして作ったら、おいしいかもしれない。たこ焼き型クレープ」 舞「僕は、アンズ飴があったらいいなと思います」 景夕「お祭りじゃないんだから(笑)」 靖乃「いや、お祭りという意味では、あってるよ(笑)」 ーーさて、10月28日にはニュー・シングル「bird」がリリースされますが、明るくて超ハッピーな曲ですね。 舞「シングルっぽい爽やかでロックな曲が欲しいなと思って、作りました。疾走感があって、誰もがすっと入れるイメージを意識したんですが、最初のイメージ通りの曲ができたと思います」 靖乃「すごくテンポ感があって、すっと耳に入ってくる曲だと思います。ドラムは歌をひきたたせたいと思って叩いたので、すごくシンプルです」 ーー派手なベースが、印象的です。 靖乃「最近、結良がテクニカルなプレイを曲の流れの中にきれいに落としこむパターンが増えてきていて、それがこのバンドの色になってるように思います」 結良「昨年までの作品はアレンジャーさんが入っていて、曲全体のまとまりを出す方向性だったんで、音源でベースは抑え気味だったんですよ。その分、ライヴでは好き勝手やってたんですけど(笑)。でも、今年になってからメンバー4人で音源を作ることになったので、ベースもライヴで弾くままに弾こうって思ったんです」 ーーギターは、ロックですね。 舞「はい。ポップになりすぎないように、ロック色を出しました。ストレートに聞こえるだろうけど、結構、重ねてるんです」 景夕「イントロは、最初、ギターのリフが入ってたんだけど、レコーディングのいちばん最後でシンセを入れたいということになって、結構、録るのに時間がかかりました」 舞「最終的にみんなで話し合って、変えていったんです」 靖乃「タイトルがbirdなのに、楽曲の中に鳥が飛んでる感じがしないっていうことになって、どうしたらいいかをみんなで考えました。イントロに、キラキラした部分が入って、全体の雰囲気が良くなったと思いますね」 ーーメンバー全員で話し合って、形を作っていくんですね。 靖乃「イメージのフォーカスを、どんどん絞っていく感じです」 景夕「『こういう音が足りないんじゃないか?』とか自分たちでわかる状況なので、いろんなことを試して自分たちで判断しました」 靖乃「本来、レコーディングはこうあるべきものだったのに、今までは人に甘えてたんですよね。全部自分たちで考えてるので時間が足りないんですけど、充実感があります」 ーー歌は、とても明るいです。 景夕「とにかく明るく歌おうということだけ、決めてました。なにしろ歌詞が、ハッピーですからね。曲調も明るいし、歌も明るいし、この曲を聞いて、みんなが元気になってくれたら、いいですね」 ーーV-ROCK FEATIVALで、聞けるんでしょうか? 景夕「まだ何も決めてないけど、リリース後のライヴなんでやる可能性はあると思います」ーー一気に会場が明るくなるような曲なので、期待してます! 景夕「ふふふ(笑)」
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